FX専業トレーダーまでの道のり!!

会社員として人生を終わらせる事に物足りなさを感じた男の投資への挑戦を記録したブログです。

アメリカの利上げと為替への影響

去った3月20日の話になりますが、アメリカの中央銀行であるFRBが、金融政策を決める会合(FOMC)を終えました。結果としては市場の予想通り政策金利2.25% 〜2.50%の誘導目標を据え置きました。

また、声明では将来の金利変更に忍耐強く対応するとの姿勢をあらためて示しました。

FRBは12月時点の今年の利上げ回数を1回〜3回の予想がゼロに修正され、2020年は利上げ1回との予想でした。

ニューヨークタイムズは、FRBが経済減速への懸念を強め、年内に利上げをしない見通しを示したと報じ、ウォールストリートジャーナルは、FRBハト派姿勢を示したことを受け、年内に利下げがあるとの見方が増えたと伝えました。また先物相場は、年内に1回の利下げがある確率が39%あることを示唆しているとしています。

ワシントンポストは、FRBアメリカ経済を一段と懸念するようになったと伝えました。今年の成長率見通しを当初の2.3%から2.1%へ下方修正、利上げ回数予想を2回からゼロに修正したとしています。

フィナンシャルタイムズは、FRBが年内に利上げがない見通しを示したことについて、世界の中央銀行から歓迎されるだろうと解説しました。特に、FRBの金融引き締め策の影響を強く警戒していた新興国を満足させるだろうとしています。

 

因みに金利と為替の影響についてよく分からない人のために簡単にまとめてみましたので参考にどうぞ。

金利が低いと企業は銀行からお金を借りやすくなります。
そうすると低い投資効率でも儲かるので、企業はお金を借りてどんどん投資をしていくので、景気が上がっていきます。
金利が高い状態だとその逆で、景気は下がっていきます。
ちなみに、景気が上がれば物価は上がり(インフレ)、景気が下がれば物価は下がって(デフレ)いきます。

 

上記の事からすると、金利を上げないと判断された事から、景気が後退すると予想されている事が分かりますね。

また一般的には景気と為替は連動していると考えられており景気が良いと為替も上昇し景気が悪いと為替も下降するというのが基本です。したがって、アメリカドルは今後下落していく可能性を秘めている事になります。

アメリカドルは売りでエントリーする事に優位性があるかもしれませんね(*^^*)

 

本日の一言

武士がチョンマゲを結っていた理由は、戦いのときに頭を守る兜にあります。鉄の帽子である兜は、長時間着用していると当然蒸れます。そのため、兜をかぶるときは頭頂部を剃っていました。残った後頭部の髪の毛を束ねていたのが始まりとされます。

※所説あり

最後まで読んで頂きありがとうございました(^^)/